クリスマスが近づくと、イルミネーションで街の雰囲気がグッと華やいでいるが、神戸のルミナリエで、光源をLEDから白熱電球に戻したというニュースを知って
「ええっ〜!」と思った。
ルミナリエが、阪神大震災の鎮魂と慰霊のシンボルになっていることは充分に知っているので行事そのものに異をとなえるつもりは全くない。
しかし白熱電球というのは、家庭用の電球で考えれば、電力消費量は LEDの10倍もある。
もはや白熱電球は、電力浪費のシンボルのような存在で、日本のメーカーは製造停止しようとしているようなシロモノ。
いまさらなぜ、そんな白熱電球を使用するのか?
温かみのある電球色のLED電球があるわけだから、LEDでは表現できないとは思えない。
白熱電球とLEDの微妙な温かみ表現の違いに拘ったということだろうか?
もしその程度の拘りならば、あまりにも自己本位な拘りではないのか?
些細な拘りで、阪神大震災の鎮魂慰霊のイベントが、東北大震災の福島の被災者の気持ちを逆撫でするようなものになってはならないと思うのだが・・・
くしくも、日本人の三人の博士が、青色LEDの発明でノーベル賞を受賞した年。
なんとも時代錯誤でセンスが悪い話ではないか。
LEDのような省エネルギーの光源こそ、ルミナリエにふさわしいと私は思う。
できれば来年は再考してLEDに戻してほしい。
というようなことを上記のニュースで感じたわけだが、この節電の話は、脱原発、原発再稼働の是非の問題に結びつくトピックかもしれない。
日本を代表する企業であるトヨタが過去最高益となっているような円安状況にもかかわらず、国としての貿易収支が赤字になっている。
原発の稼働停止によって化石燃料への依存率が高まっていることがかなり影響しているらしい。
製造加工業による製品輸出を主軸にした貿易立国である日本国が、国際競争の上で輸出に有利な円安でも貿易収支が赤字になってしまう。
これは国のなりわいというか国家の事業構造の根幹を揺るがす大問題のような気がする。
原発の停止の問題というのが、いまようやく実感としてわかってきたような・・・
やはり資源が無い日本では、原子力に依存しなければ、ならないのだろうか?
しかしそういう年に、青色LEDノーベル受賞があり、トヨタ自動車が燃料電池車の発売を発表したというのも、何か象徴的な出来事のような気もする。
「燃料電池の燃料である水素は、太陽光発電などの再生可能エネルギーを蓄えるうえで有力な手段となる」という話もあるらしい。
本来は、原子力にも化石燃料に依存しない社会が理想だ。
理想を見誤らないようにする政策が重要な気もする。
理想か?現実か?というところだが、現実をおさえつつもやはり理想にむけたステップがほしい。
素人である私でも、明日の総選挙を前にして、こんなことを思った。
もっとも、それ以前の基本的な問題として国の財政赤字の問題は選挙における選択肢のうえでの大前提である。
選挙の時だけ甘い話をして、後から国民に対し、更なる増税や年金カットで負担増を強いるようなことをする政党は困る。
私は財政赤字に取組む姿勢が真剣な政党、候補者を応援しようと思う。
これは国のなりわいというか国家の事業構造の根幹を揺るがす大問題のような気がする。
原発の停止の問題というのが、いまようやく実感としてわかってきたような・・・
やはり資源が無い日本では、原子力に依存しなければ、ならないのだろうか?
しかしそういう年に、青色LEDノーベル受賞があり、トヨタ自動車が燃料電池車の発売を発表したというのも、何か象徴的な出来事のような気もする。
「燃料電池の燃料である水素は、太陽光発電などの再生可能エネルギーを蓄えるうえで有力な手段となる」という話もあるらしい。
本来は、原子力にも化石燃料に依存しない社会が理想だ。
理想を見誤らないようにする政策が重要な気もする。
理想か?現実か?というところだが、現実をおさえつつもやはり理想にむけたステップがほしい。
素人である私でも、明日の総選挙を前にして、こんなことを思った。
もっとも、それ以前の基本的な問題として国の財政赤字の問題は選挙における選択肢のうえでの大前提である。
選挙の時だけ甘い話をして、後から国民に対し、更なる増税や年金カットで負担増を強いるようなことをする政党は困る。
私は財政赤字に取組む姿勢が真剣な政党、候補者を応援しようと思う。