NHKのブラタモリが飛鳥だったので見ていたら、タモリさんが面白い言葉を紹介されていて印象に残った。

お寺の門前にある掲示板に

「 のぞみはありませんが、ひかりはあります。」

という言葉が書かれていたらしい。

この言葉の出所は、心理学者の河合隼雄さんの本に「JRの切符売り場の駅員さんから聞いた言葉」として書かれていたようだ。

駅員さん的には実務的な言葉で、深い意味はなかったのだが、その時に新幹線に乗ろうとしていた河合さんにとっては、実務的な言葉以上の意味を、この言葉に感じてしまう状況だったらしい。

コロナ感染に追い込まれている今の世相で、キラッとした輝きをもつ言葉かもしれない。
 
駅員さんの言葉が、不思議な力をもって響く。

この偶然がちょっと面白い・・・