・日々の雑感とともに、主にカトリック教会について書いているブログです。
・キリシタンの時代から現代までの「カトリックの日本人」や「伝統的典礼」「教会建築」「教会音楽」「宗教美術」など興味関心はいろいろ。

2019年10月02日

2019年11月2日　第29回荘厳司教ミサ in目白

2019/10/2 更新

下記の案内の内容に変更はないけれども、荘厳司教ミサまで、ちょうどあと1カ月になったので、記事公開日を更新します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

表記のミサは、まだかなり先の予定だが、秋は教皇フランシスコ訪日もあるので
早めに予定を立てた方が良いような感じがする

教皇訪日は11月25日あたりで、ミサは東京と長崎らしい。

訪日ミサに先立って、同じ11月初めに、ラテン語グレゴリオ聖歌による荘厳司教ミサが
行われるのは良いタイミングだと思う。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第29回荘厳司教ミサ

2019年11月2日（土）

場所：東京大司教区カテドラル関口教会　聖マリア大聖堂

13時：　開場

13時40分：　聖母の連祷　　

14時ごろ：　荘厳司教ミサ

主司式：タルチシオ菊池功　東京大司教　

共同司式：駐日ヴァチカン大使　ジョセフ・チェノットゥ大司教　他　司祭多数

ミサ意向「日本の教会の将来ため　～教皇の来日を機に～」

コメント一覧 (35)

- 1. 巡礼
- 2019年05月29日 19:09
- 荘厳司教ミサといえば、最初の時よりも次の二回目が印象に残っています。
  最初の時は聖職者の方々や聖歌隊など、見るものすべてに圧倒され、どうしても物見高さの方が先に立ってしまい、そのまま終わってしまった、という感じでした。
  二回目は自分なりにいろいろと予習して、かなり準備して臨んだつもりだったのが、たまたま私の席の周囲の方々がそうだっただけかもしれませんが、聖歌隊の人たちと入れ替わっても全く遜色ないくらいラテン語聖歌を自分のものにされていて、こちらが「井の中の蛙」だったことを思い知らされ、逆に新鮮な衝撃を受けた思い出があります。
  今年は予定を空けています。
- 2. カトリ
- 2019年05月30日 21:16
- 巡礼さんへ
  荘厳司教ミサはこのところ毎年与ることができているので、いろいろな記憶がかぶってしまいますが、最初に与ったときの驚きと感動は今でも覚えています。
  何回かの引越しで小教区を変わりましたが、刷新度合いが強いところばかりだったので、グレゴリオ聖歌やカトリック聖歌集は日本中どこも使わなくなったと思い込んでいたので、ミサ前の「聖母の連祷」でビックリしたのをよく覚えてます。
  伝統的な黒白の侍者服も印象的でした。
  伝統が残されていたことに対しあの時は本当に救われた思いがしました。
  
  私の子供時代でもカトリック聖歌集こそベースでしたが、それほどグレゴリオ聖歌が多かったわけでもないのですが、不思議なことに子供時代の記憶が一気に引き戻されて感動したことを今でも覚えてます。
  
  この時の恩は、今も大切に思っています。
- 3. 巡礼
- 2019年09月02日 21:04
- チェノットゥ大司教様はインドご出身ということで、かねてより「インドの中のカトリック」的なテーマでお話をうかがってみたいと願っております。
  
  昔ビートルズがインドに滞在し修行したという話があり、私の学生時代もインドに旅行した級友が何人かいました。あの遠藤周作さんも晩年、インドに関心が向かいました。しかし私も一時期インドについて色々調べたことがありますが、なぜ多くの人々が美化するのか正直よく理解できず、違和感しかありませんでした。バチカンの高官となられた方の目に祖国の姿はどう映っているのか、どう考え何を思われるのか、逆にインド人から見たローマ・カトリックはどう映るものなのか、荘厳司教ミサとは別に、機会があればぜひお聞きしたいものです。
- 4. カトリ
- 2019年09月03日 19:35
- 巡礼さんへ
  コメントありがとうございます。
  
  東洋とも西洋とも言いがたく、インドというのは、なかなかわかりにくい文化圏ですよね。
  カレーには親近感ありますが・・・
  
  このところ、スランプなのか、書きかけたテーマがいずれも内容がまとまらず、ブログが停滞中です。
  「旅する⚫︎⚫︎」の展開で、浦上四番崩れについて何か書こうとしたのですが、知らないことが多くテーマとしても私には重すぎて先に進めませんでした。
  
  やはりちょっとスランプです。
- 5. 巡礼
- 2019年09月05日 19:59
- 浦上四番崩れも、現代の長崎以外の私たちからすると、どこかピンとこない感じがする時もあります。
  ただ、長崎に何度か行った時のことを思い返すと、進学か就職かで旅立つ友人を若い女性たちが駅で見送る光景の中に、シスターの卵みたいな服装の若い女性が自然な感じで混じっているのを見かけることが、何度かあったように思います。
  駅でこういう光景を見たのは長崎以外では一度もありません。先祖たちが厳しい試練を乗り越えてきたからこそ、若い女性の召命も絶えないのかなと思いました。
- 6. 巡礼
- 2019年09月07日 08:37
- インドといえばカレーですが、香辛料貿易はピラミッド時代の古代エジプトとも既に行なっていたらしく、旧約聖書にも聖別の油（出エジプト記３０章）の材料として、シナモンなどが登場しています。
  シナモンは原産がインドや、その周辺のため、古代のユダヤ人たちがインドを目指す理由は存在しました。
  神殿で消費され続けるシナモンを安定供給するため、ユダヤ商人たちがインドに常駐して、本国に送り続けていたようです。
  
  使徒トマスがインドで宣教したという聖伝を、かつての私は眉唾物ではないかと若い頃から疑い続けてきましたが、シナモンの話を知って聖書世界とインドとの浅からぬ縁を知り、自分の方が誤解していたと気づきました。
  
  商人たちや全く別世界の人たちを相手に物怖じせず宣教を続けたというところに使徒トマスの人柄（世慣れて楽天的な人？）が出ているような気がします。
- 7. カトリ
- 2019年09月08日 14:11
- もしキリシタン信仰が完全に途絶えていたら、信徒発見も、浦上四番崩れも起きなかったことになりますから、浦上信徒の信仰の伝承の重要さを感じます。
  
  浦上四番崩れについては、信長秀吉の時代と比べれば、それほど昔とはいえない明治初期の話なので、どこに誰々が何名流されて、どのような仕打ちを受けたかは、詳しい記録があるのですよね。
  尊い犠牲のもとに、禁教令の廃止の重みがあることは、教会の歴史の上で語りつがねばならないと思います。
- 8. ヨセフ
- 2019年09月15日 22:21
- カトリさん、こんにちは。
  
  9/12（木）「第29回荘厳司教ミサ」の案内ハガキ届きました。昨年からの参加なので、「メールによる案内は来年から」という事になりました。
  グレゴリオ聖歌ミサは田園調布教会や、聖心の御聖堂で与った事がありますが、やはり、「荘厳司教ミサ」は独特の雰囲気がありますからねぇ…今からとても愉しみです。
  文語の「主祷文」「天使祝詞」も消え、だらだらした「二ケア・コンスタンチノーブル信条」を含む、口語オンパレードの歌ミサにも、もうお腹いっぱい。この辺で、膨満感を治したいですわ(笑)。
- 9. カトリ
- 2019年09月16日 16:08
- ヨセフさんへ
  
  わたしにも案内ハガキが届きました。
  
  いまから楽しみですね。
  
  荘厳司教ミサが良いのは、聖歌隊の人数のボリュームもありますが、聖歌の選曲の良さがあるでしょうね。
  日本語の聖歌も含めますが、カトリック聖歌集からですから。
  
  11月は教皇さま訪日ミサもあるので、賑やかな月になりますね。
- 10. ヨセフ
- 2019年09月16日 21:36
- カトリさん。
  
  パパ様のごミサは多分、通常のごミサでゆくのでは？と思われます。テレビでも、カトリックは解りやすい事やってる、と親しみを持って貰うために（笑）。
  ともあれ、カトリック中央協議会で、パパ様のごミサ参加希望者の受付が始まっています。東京ドームは、9/20より受付開始のようです。
- 11. カトリ
- 2019年09月18日 07:58
- ヨセフさんへ
  
  11月25日は平日なので休みをとれるかどうかはわからず、日曜日の24日も23日に用事があるためトンボ帰りで長崎に行くことになりかねず、躊躇してしまいます。
  今後、死ぬまでに日本でパパさまのミサに与ることができるかな？ということが頭をかすめますが、なかなか踏ん切りがつかない。
  交通費がもっと安くつくといいんですが、ネットの時代で情報量はどんどん増えるのでもどかしいです。
- 12. 旅人ピエール
- 2019年09月19日 15:39
- 前回訪日されたヨハネ・パウロ２世は就任時５０代だったことが話題になったくらいですので、訪日時も確か６０歳前後、活力や力強さを感じさせる御姿であり、来日でした。
  
  その点、今の教皇様はもう８０歳をいくつも過ぎており、同年代の人たちに比べればそれは御元気とはいえ、御高齢に配慮して、必要以上の騒々しさを排した静かな日本訪問であることを希望しています。
- 13. ヨセフ
- 2019年09月19日 22:28
- カトリさん。
  
  私は幸い、ヨハネ・パウロⅡ世来日時の，後楽園球場のごミサに与れました。
  ヨハネ・パウロⅡ世教皇は、今で言うところの「小顔」でした。しかし教皇（強行）スケジュールであったため、お疲れの表情でしたね。
  50代という若さで、選出。いろいろと影響力のあるパパ様だったので、感じること多かったです。
- 14. カトリ
- 2019年09月20日 18:59
- 旅人ピエールさん、ヨセフさんへ
  
  コメントありがとうございます。
  
  私は、教皇さま訪日にあたり、かくれキリシタンの共同体の方々との面会が実現しないだろうかということを願っています。
  ご訪日を機に、特別な共同体としてカトリック教会に一致する（加わる）ことができれば素晴らしいことだと思うのです。
  もしそうなると、現在の日本の教会に与える影響としては強烈なものがあるでしょうし、日本の教会の歴史が変わると思います。
- 15. 巡礼
- 2019年09月29日 20:07
- 11月はできるだけ予定を空けるようにしているのですが、同業者に急用ができた時の代打に入らなければならない場合があり、仕事の面では完全にフリーというわけではないです（苦笑）。完全フリーが保証されているのは日曜日だけですが、さすがに長崎にトンボ帰りは色々な意味で厳しいです。最後まで可能性は模索し続けようとは思ってはいますが、荘厳司教ミサは今のところ大丈夫そうです。
- 16. カトリ
- 2019年10月01日 08:04
- 巡礼さんへ
  
  さすがに、11月2日に荘厳司教ミサに行って、また25日にパパさまのミサに行くのは旅費が重すぎますし、それ以前に平日なので休めるかどうかもわかりませんので、パパさまのミサは諦めました。
  
  荘厳司教ミサに初めて与ったのはこのブログを始めたころの2010年でした。
  永いような短いような10年でしたが、いろいろあった10年でした。
- 17. 旅人ピエール
- 2019年10月02日 12:03
- 教皇ミサですが、あの「すべての誉れと栄光は世々にいたるまで」を会衆に歌わせるのでしょうか？　
  
  教皇庁と日本司教団の間では、通常の主日に行われるミサの式次第について、いまだに意見の統一ができていないと、複数の聖職の方々から聞いています。
  「すべての～」は、まさに数十年来、主張がかみ合わないでいる問題点の一つです。
  
  今年になって教皇庁の希望通り、「すべての～」を司祭だけで唱えるようになった教会も少しずつ増えてきていますが、まだまだ変えるつもりのない教会も、たくさんあるようです。
  ２０１４年に典礼秘蹟省の長官と次官の連名で出された日本における聖体拝領の指針に関する文書は、良いものでした。あの文書は教皇様が典礼秘蹟省に委託したものなので、実質的に教皇様の文書に準ずるものです。
  
  ただ２０１５年に日本司教協議会会長（当時）岡田大司教の個人名で出された跪きを事実上認めないという文書は、良くないものでした。表向きは、教皇庁からのミサの式次第が正式承認された場合の先取りとして、という主張でしたが、実際には日本司教団は、「すべての～」の件を一つとっても、」教皇庁の指示に従おうとしていません。
  
  今回の教皇様の来日を機に、２０１５年の「岡田文書」の無効を確認していただきたいものです。
- 21. maya
- 2019年10月19日 08:36
- >>17
  
  ピエールさん、初めまして。
  
  日本では、教皇庁の指示に従わない教会が多いということなのでしょうか？
  
  私が通っている教会でも、当たり前のように「全ての誉れと・・」の部分は毎回会衆も歌っています。
  歌わずに、唱える場合だけの時も、やはり会衆はその箇所を唱えています。
  
  教皇庁の指示、通達って、従わなくてもよいことになっているのですか？
  
  その辺はよく知らないのですが。
  
  無理なこと、日本では困難なことが要求されたわけではないのに何故？
  
  思いきり違和感があったので、思わず横入りしてしまいました。
  失礼しました。
- 18. カトリ
- 2019年10月04日 08:33
- 旅人ピエールさんへ
  
  個人的な意見ですが、こと典礼についてはいろいろ変わったことで、良いと思ったことは一つもありません。
  残念なことに、岡田大司教は、その発言から判断すれば、改変を積極的に進めてきた方と判断せざるを得ないところがありました。
  またTwitterで知ったのですが、この方は直近でも非公式個人提言という位置づけで変な提言をされていることを知りました。
  
  ただし、新しい司教様がかなり誕生して教区長も変わられたので、現時点の教区の司教様方については信頼していきながら、良い判断をしてくださるようにお祈りしています。
  
  教区長を引退された司教様方は、名誉教皇様のように霊的生活の充実に専念し、現在の司教様に任せ、口出しは控えて欲しいものです。
- 22. maya
- 2019年10月19日 08:43
- >>18
  
  カトリ様お久しぶりです。
  
  いつもラテン語ミサの情報を教えて下さり、ありがとうございます。
  
  前東京大司教様が、最近どのようなご発言をなさったのでしょうか？
  
  こういうことを言いたくありませんが、ついつい「プロテスタントにいらしたから？」などという思いが頭をかすめてしまいます。
- 19. 旅人ピエール
- 2019年10月06日 11:53
- 岡田大司教は最近バチカンが中央集権的だと批判をブログに書いたそうですが、それをいうなら、日本のカトリックに関するいろいろな決定を、中央協議会にいる東京の一握りの人たちが独占的に権限を行使して下している実態こそ、正してほしいです。
  
  たまに上京する地方の司教方もや司祭方よりも、東京教区の信徒で「教会官僚」のように常時潮見に詰めている人たちの方が、実質的にはいろいろ動かしていると聞きました。
  代表的な悪弊の例として、以前「木邨健三」という人が（おそらく当時の白柳大司教の強力なバックアップがあったのでしょうが）いつのまにかカトリックの「顔」のようにいろいろ政治的な発言をしていた嫌な時代がありました。今の中央協議会のシステムこそ、日本カトリックの「中央集権（東京中心主義）」の悪弊そのものです。
  
  東京の一握りの人たちが、「日本における適応」を好き勝手に決めて地方の信者たちに押し付けて続けているかと思うと、ゾッとします。戦時体制の遺物でもある中央協議会は、今からでもとっとと解体してもらいたいです。
- 20. カトリ
- 2019年10月11日 08:08
- 旅人ピエールさんへ
  
  コメントの返信遅れてすみません
  
  中央集権的な組織は、中央協議会そのものというのは、全く同感です。
  私はくわしいことはよく知りませんが、そもそも中央協議会の位置づけというのは、どういう位置づけなんでしょうね。
  教会的にはあくまでも教区が単位ですものね。司教協議会事務局でいいんじゃないでしょうか？
  それでもって枢機卿さまのいる大阪にほとんど移して、行政やバチカン大使館窓口として東京連絡事務所を置く。
  大阪は、東京と長崎の中間にあるから、ちょうどいいと思います。
- 23. 旅人ピエール
- 2019年10月19日 11:49
- 岡田大司教は東京教区長になられる以前は浦和司教でしたが、浦和時代の最後の方は中央協議会事務局長を兼任されていました。浦和と潮見はせいぜい３０キロ前後の距離だとか当時普及し始めた電子メールを使えば支障ないとか、正当化の口実はあったのでしょうが、それでなくとも岡田大司教がそれまでも影響力大の役職を歴任してきたことに首をかしげる人々がいたのは事実です。日本の中で中央集権を地で行く過去の岡田大司教が、今のバチカンを「中央集権」で批判しているのは納得できません。
- 24. カトリ
- 2019年10月19日 13:09
- mayaさんへ
  
  おひさしぶりです。
  
  クリスチャントゥデイに「教皇庁の刷新について」という公開書簡が載ってました。
  
  内容的には、「ご聖体の口拝領は、文化的に日本には馴染まない」というような決めつけです。
  非公式個人提言ということだそうです。
  非公式な個人の意見ならば、立場的に公言されるのはどうなのかなと思います。
  私は口拝領をしていますので、こういう決めつけに全く賛同しません。
  「ああ、そうですか。」というだけです。
  
  教区長を引退されましたから、日本の教会のことは、もう現役世代の司教様がたにお任せし、ベネディクト16世名誉教皇さまのように、個人的な霊的な生活を大事にされた方が良いと思います。
- 25. カトリ
- 2019年10月19日 13:23
- 旅人ピエールさんへ
  
  岡田大司教さまも、荘厳司教ミサの司式をしてくださってましたから、裏切られたような思いです。
  
  こと典礼的には、「刷新が必要」という独善的な姿勢を改めない限り、不満はくすぶり続け「伝統的な典礼を愛する信徒を排除するつもりなのか」と身構えます。
  
  菊池大司教さまは、「多様性を認め排除しない」ということを公言されましたから、信頼していますし、信じています。
- 26. 旅人ピエール
- 2019年10月20日 11:45
- ＞Mayaさん
  
  もしもMayaさんの教会にミサ式次第のたぐいの印刷物がありましたら、実際行われていることと一致しているかどうか確認してください。一致していない場合、どこかに問題があるはずですが、教区の教会か修道会・宣教会の教会か、小教区の規模によっても、違いが出てくるかもです。責任者の神父様か古参の信者さんに直接たずねられてはいかがでしょうか。ふつうはミサ式次第にある方が原則です。
- 27. 巡礼
- 2019年11月17日 21:15
- 教皇様のミサですが、結局あずかれないことになりました。
  腹立ちまぎれにその週の前半がっつりした大きな仕事を思わず引き受けてしまいました（笑）。
  今年は仕事の世界でも信仰の道でも、若い頃お世話になった方々が亡くなられたり被災されたり入院されたり、また自分自身も大きな環境の変化を経験し、正直かなりしんどい一年でしたが、せめて残りくらいは穏やかにと祈っております。
- 28. とおる
- 2019年11月18日 22:00
- 教皇ミサの式次第が発表になりました。
  長崎ミサでは、キリエだけラテン語で歌い、他はほとんど日本語の歌であって、残念ですが、高山右近の列福式でラテン語が排除されていた事を思うと、随分良くなったと思います。
  一方、東京ミサは、折角、日本での記念すべきミサだというのに。。。と個人的に悲しいです。
  
  それから、皆さんが懸念していた、「すべての...」は教皇、司教、司祭だけが唱えるとなってます。
  当たり前と言えば、当たり前ですが。
  
  それから、Et cum spíritu tuo.など、会衆がラテン語で応える所も多少あり、改善したような気もします。
  しかし、ラテン語の読みというかルビが振っていない所を見ると、会衆にラテン語で応えさせたくない？
  教皇ミサに与れる幸運に恵まれた方には、特に若い方には、是非、予習してもらって、しっかりとラテン語で応えて欲しいものです。
- 29. 旅人ピエール
- 2019年11月19日 17:30
- 「すべての誉れと栄光は世々にいたるまで」や「また司祭とともに」の件については、もういい加減に、「日本独自の」とかわけのわからないことを言い出すのはやめにして、教皇庁の指示に日本の教会は大人しく従うべきだと思います。
  ２０１５年に岡田大司教の個人名で出された文書も、教皇様の訪日を機に、直ちに白紙に戻してもらいたいものです。あれはどう考えても、その前年の２０１４年に典礼秘蹟省がわざわざ日本のために出された文書を、事実上骨抜きにする狙いがあった代物です。
- 30. とおる
- 2019年11月19日 22:51
- > 旅人ピエールさん
  指摘を受けて、改めて、今回の式次第を見てみると、「また司祭とともに」との表現はなく、「またあなたとともに」となっていますね。
  ラテン語と日本語が入り乱れて使われていて、悲しい式次第と思っていました。しかし、全国の信徒が注目する教皇ミサで、敢えて、規範であるラテン語と、本来あるべき日本語訳を織り交ぜる事で、聖座は日本の典礼を正そうとしていると感じるようになりました。
  今回の教皇ミサは、正に、日本の教会の将来のための布石となるミサですね。
- 31. 旅人ピエール
- 2019年11月20日 15:35
- 教皇様が日本を離れた後、二日後には中央協議会で典礼委員会が開かれます。今回の訪日で教皇様が日本に何を残されていったのか、具体的に目に見える形で典礼に何か変化が起こるのかもし何か指示が教皇様からあれば反映されるのは確実だと思います。
  荘厳司教ミサの時のミサレットを読み返すと、「日本における適応」とは全然別の次元で典礼について深く考えておられる方々がちゃんと存在することが分かり、嬉しく思います。
- 32. トニー
- 2019年11月21日 14:38
- 旅人ピエールさん　とおるさん　突然、割り込んですみません。今回の教皇様のミサですが、拝領(Communion)で一同は、「主よ、あなたは神の子キリスト、永遠のいのちの糧、あなたをおいてだれのところに行きましょう」と応えることになっています。昔は｢主よ、われは不肖にして主をわが舎下に入るるに堪えず、ただ一言だにのたまわば、わが心癒えん｣と応えていました。ご承知のように｢あなたをおいて・・・｣は、ペトロの言葉ですが、時系列的に言えば、この後にペトロは三度イエズス様を知らないと鶏鳴の場で嘘を付いています。それに引き替え｢われは不肖にして｣は、イエズスに褒められた二人のうちの一人、百人隊長の言葉です。11月2日の関口カテドラルの荘厳ミサでも、この百人隊長の言葉でした。英語と仏語の典礼を調べてみましたが、ローマ典礼総則に則っていると思えるので、やはりこの百人隊長の言葉でした。今回の教皇様のミサで、ペトロの言葉を使うことによって、日本の一部司教のインカルチュレーションの名を借りたすり替えが、オーソライズされるのではないかと危惧しています。
- 33. とおる
- 2019年11月21日 23:18
- 世界に広がる公教会の一翼として、日本の典礼が、ローマの典礼に忠実に従った内容であって欲しいと私も思います。
  しかし、一度に全てを忠実としようと拘り、典礼の改善が進まない状況が延々と続くよりは、優先順位を付けて、徐々にでも、ローマの典礼に近づける方が良いと思います。
  日本では、過去実績のない事には消極的な傾向が強いからこそ、ここで、日本の典礼を改善する事が１度でも実現できれば、きっと。。。
  20年30年後かもしれませんが、きっと、ローマの典礼に従った日本語のミサに与れるようになると信じています。
- 34. トニー
- 2019年11月23日 12:04
- とおるさん
  
  仰るとおり、そのように考えることもできますね。　とても参考になりました。　有り難うございました。
- 35. 巡礼
- 2021年02月13日 12:30
- 昨年の広島カテドラルのクリスマスミサの動画です。
  考える一つの材料にと思い、ご紹介します。
  
  2020年12月24日　主の降誕(夜半）ミサ
  www.youtube.com/watch?v=CW3FG7wFV5A