Twitter を見ていたら、ハンマーで殴られるような強烈なインパクトのある聖句に出会った。

「人間は蛆虫 人の子は虫けらにすぎない。」(ヨブ記25:6)


ヒューマニズムを全否定するようなこの言葉。

聖書の言葉なのでブログのタイトルとして書いたが、キーボードを打つとき、入力をちょっと躊躇するような激しい言葉である。

ただしこの「蛆虫」「虫けら」という言葉は、軽蔑し忌避するものの比喩ではなく、おそらく「全能の神の前では、人間ごときは、弱く小さい虫けらのようなもの」という、神に対する人間の存在の小ささを表現する言葉。

そしてまた「人間」「人の子」と言う言葉も、キリストが人々のために犠牲になったことを考えれば、あくまで身近に接する人「隣人」に向けた言葉ではなく、言葉どおり「人間」という存在全体に向けられた言葉なのだろう。

しかしドキッとする言葉は、緊張感があってやはり刺激になる。