新しい「アヴェマリアの祈り」が憶えられないという話を耳にします。
出だしが「恵みあふれる・・」に少し似ている。
そして途中から「めでたし・・」の口語版のようになっている。
似ているだけに紛らわしく混同するからなのでしょう。
お年寄りにとっては、やはり憶えることが苦労のようです。
お年寄りへの配慮が必要だと思います。

一方で「子供とともに捧げるミサ」がある。
小教区によってマチマチだけれども、なんとなく頻度が増えていっているような感じ。
このミサが、いつからどうして始まったのか正確に把握していないのですが、「子供は教会の中でもっとも『小さき人』だから」というような話を聞いたことがあります。
子供といっても赤ちゃんから高校生まで幅が広いし、うちの子供もそれほど気持ちが高揚しているようには見えない。
手段が目的化しているような感じがします。

「小さき人」のためと言うならば、子供もさることながら後期高齢者のお年寄りも「小さき人」ではないのか?

「子供とともに捧げるミサ」が必要ならば「お年寄りと共にささげるミサ」も必要ではないのか??
お年寄りが慣れ親しんだ「公教会祈祷文」をベースで!!
「天にまします・・」「われは天地の創造主・・」で!!。
聖歌はもちろんカトリック聖歌集で!!

なかなかいい感じですが、ますます混同混乱し「いまさらそんな事言われても・・・」と言われてしまうかもしれませんね・・・

もっとも、なんでもかんでも「小さき人」という決めつけはあまり良くないという声も聞きます。懸命に生きている人にとっては「小さき人」のレッテルに差別のニオイを感じることもあるようです。
難しい問題です。

「子供ミサ」のこと。「お年寄り」のこと。「小さき人」のこと。
いろいろなことが錯綜して頭の中でゴチャゴチャなままな記事アップとなりました。。。