教区の資料で、興味深い資料をもらうことがあります。
教区内の全ての小教区の「信徒総数」「ミサ参加人数(クリスマス等)」「洗礼者数」「結婚数」などなどの数字の一覧表。。。

はじめは、なんとなくボーっと見ていただけでしたが、だんだん気になってきました。
数字がいろんなことを教えてくれる感じ。
それぞれの小教区の実情や苦労までも見えてくるような・・・

教区時報ですから教区内の全信徒がもらう資料で、特別な資料ではありません。

人数の多さや増減で元気かどうかの指標として見るのは俗っぽい感じもしないでもないですが
「おっ! この教会は、洗礼者が多いなあ!」とか
「この教会は信徒総数の割にクリスマスミサ出席数が少ないなあ!」とかいろんな発見があるわけです。

たいていの数字は、カテドラルが多いものなのですが、カテドラルを上回る「洗礼者数」の教会があったりする。これはスゴイ。
幼児洗礼数が「えっ!」と思うぐらい多い。
「なんでだろう」と思ったり。

信徒総数がそこそこ多くて・・・
加えて信徒総数よりクリスマスミサ出席数が多くて・・・
そして洗礼者数も多い。
やはりこういう教会は元気がありますね。
世間から感心を持たれる何かがあるのだと思います。

反面、クリスマスでも信徒総数の1/4ぐらいの出席数しかない教会がある。この数字からは、信徒がどんどん離れていっているということがわかる感じ。
「離れている人」が
離れたままということです。
実はこの教会は、私がバンドミサで離れた教会だったりする。。。
もっともこういう教会はひとつふたつではありません。

「増えるところもあれば減るところもあり」

洗礼者を除けば信徒の移動ということになるわけですが、何か理由があるのでしょうか?

洗礼者が年間でゼロの教会もある。
いろいろな事情はあると思いますが、これは寂しい・・・
社会から興味関心をもたれていない状態では、共同体としての社会活動や福音宣教は難しいですよね。
こういう教会は、やはり信徒数がもとからかなり少ない。
しかたがないといえばしかたがないですが。。。

ちょっと近隣の元気のいい教会を、いろいろと少し訪ねてみようと思いました。