カルトの特徴という視点で、3つの教派を見ると、やはり統一教会が一番カルト性ということではわかりやすい感じ。
教祖が選ぶ相手と結婚しなければならない合同結婚式の異常性が際立ってます。
霊感商法をしているという話もありました。伝道活動の一環として壷や多宝塔を売らなければならないとか・・・キリスト教のくせになんで多宝塔なんだろう?と思いました。
その昔、桜田淳子さんや山崎浩子さんの合同結婚式のときは大変な話題になりましたね。
友人と酒場などで合うときは、合同結婚式や霊感商法の事が話題になるわけですが「統一教会に入ると珍味を売らないといけないらしい。」という話をその時聞きました。
壷や多宝塔でも充分に変ですが、宗教団体と珍味という奇妙な組合せが変に印象に残り、その時以来「いかがわしい宗教」というのが私の統一教会の印象として固まっています。
そもそも霊感商法というのは論外ではあるのですが、いかがわしさというのは奇妙な取り合わせや行為行動でもやはり感じるものなんです。

この統一教会の合同結婚式騒動の頃の少し後に、私のほうは仕事の転勤で引越しがあり、それに伴い小教区の教会も移動となって教会の転籍というカトリックの信仰生活でのささやかな変化がありました。

ところが私の心のなかでは、ささやかな変化では済まなかった。
移った先の教会で、初めての「バンドミサ」との遭遇が待ちかまえておりました・・・

統一教会の壷、多宝塔、珍味に感じたいかがわしさと同様の感覚が、わたしのこころのなかで、この「バンドミサ」遭遇においても生じたかどうかは、この駄文を読んでくださる方のご想像におまかせします。