当事者は勝手に決めつけるなと怒るかもしれませんが「統一教会(世界基督教統一神霊協会」「エホバの証人(ものみの塔協会)」「モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)」の3つの教派は、キリスト教系のカルトとして警戒されています。

カルトと普通の宗教とは何が違うのか?

インターネットの「はてなキーワード」では、カルトの問題として「本人の人格破壊」「家族との関係破壊」「社会との関係破壊」の3点が書かれていました。
オウム真理教の事を思いだしますね。

「はてなキーワード」には、他にも15項目のカルトの見分け方が書かれていましたが参考になります。ツボをおさえている感じで合点がいきました。(ご興味のある方は、Google検索「カルト」ですぐ見つかります)

ところでカトリックを離れカルトに入信する人って多いのでしょうか?
教会では洗礼で信徒になる人はわかりますが、離教する人はなかなかわからないですよね。 ただし信徒名簿数とミサに与る人の数にはギャップがあるし、連絡がとれなくなっている人もいる。
「離れている人」「カルトの人」だったりする可能性があるわけです。

カトリック信徒を狙って勧誘するという教派もあると聞きます。
この3〜40年、NICEなどの運動によって日本のカトリック教会は、大きく変化してしまいましたから信徒が動揺するのも否めないわけで、カルトもそれを見透かしているんですよね。
俗事に埋没して信仰が薄まり離れる人だけではなく、逆に「俗化する日本のカトリック教会の現状に疑問を持ち→心の救済を求め別の信仰をたどり→カルトにいき着く」人がいるという事も想像に難くはありません。

カルトでは「社会からの迫害意識を持ち、それをかえってバネにする。」と言います。
「本人の人格破壊」「家族との関係破壊」「社会との関係破壊」になるのですから悲惨です。
「カルトの人」がカルトから離脱することを心から祈りたいと思います。

さて上記の「統一教会」「エホバの証人」「モルモン教」は、何がカルト的なのか?

シリーズで私なりに感じている事を書いていきたいと思います。