松岡洋右氏について書いた後、近代や現代のカトリック(日本人)でどんな人がいるのか気になりました。
wikipediaを見たら「へえ〜」の連発。

カトリックの著名人といえば、やはり遠藤周作さんの影響もあって文学者が思い浮かびやすかったんですが学者や政治家、財界人も多いですね。

政治家では、
吉田茂さん、田中耕太郎さん、麻生多賀吉さん。
麻生太郎さん、山谷えり子さん、稲田朋美さん。
与謝野馨さんはグレーですね。
自民党多いですね。
社民なんかいても不思議ではない気もしますがどうなんでしょうか?
もっとも選挙ではカトリックということは、あまり票には結びつかないから、個人の信仰でしょう。総人口の0.4%にしては以外と多いんですね。

学者も多い。国連難民高等弁務官で有名になった緒方貞子さん。
右派は渡部昇一さん、澤田昭夫さん
左派は井上ひさしさん、加藤周一さん、武者小路公秀さんのあたりかな。

財界人では小林陽太郎さん(富士ゼロックス)樋口廣太郎さん(アサヒビール)福原義春さん(資生堂)水島廣雄さん(そごう)小倉昌男さん(ヤマト運輸)もそうだったんですね。麻生多賀吉さんも財界出身の政治家。

他にも丹下健三さん(建築家)とか麻丘めぐみさんアグネスチャンさんとか・・・
もちろん三浦朱門さん曾野綾子さんご夫妻もご存知の通り。

しかしこのようにいろんな方々がカトリックなっているベースには、大正〜昭和初期の知識層に対する浸透の勢いがやはり影響していると思います。

なかでも田中耕太郎さんとか天野貞祐さんが受洗した背景には、哲学者でもあるカトリック司祭の存在が見えてきます。
名著「カトリックの信仰」を記された岩下壮一さんです。
岩下壮一神父のこと。非常に興味がわいてきました・・・・・