きんつばじへい
福者 トマス金鍔次兵衛神父はキリシタン時代の実在の人物で、
江戸に潜伏し将軍家光の小姓に洗礼を授けたという逸話を残しています。
穴吊るしによる壮絶な殉教を遂げて天に召されました。

1昨年列福された福者の1人です。


今回、投稿する「きんつばじへい」は民話の主人公。実在の金鍔次兵衛がモデルですので、この民話の「きんつばじへい」もキリシタンです。

マリア様をとても大切にしていて、夢のなかでのお告げを受け、刀を抜く事をやめたらなんと・・・・・

何か読みたくなるでしょう。
とてもいい絵本です。

カトリック教会が監修したようではなく、「うらしまたろう」や「かもとりごんべえ」などといっしょに日本の民話として絵本のシリーズになっています。ポプラ社です。

変な事をしなくても、少しづつキリシタンの話が土着化しています。

うちの子に読まそうとして買ったのだけど
親父の私が気に入ってしまいました。

「きんつばじへい」のお話でした。