わたしの街には聖公会もそこそこ大きい教会があり、私の所属するカトリック教会と場所も近く、お互いに幼稚園があったりして、同じキリスト教としての親近感があるのですが、聖公会の聖餐式の話を聞いて驚きました。(聖公会ではミサと呼ばず聖餐式と呼ぶそうです)

聖体拝領のときはひざまづき、口に直接拝領するやり方。
聖体拝領だけでなく、聖餐式のなかでもひざまづく所作はたびたびあり、キリエはラテン語で歌唱。少年少女合唱隊があって幼稚園の年長さんか1年生ぐらいの子でもラテン語聖歌を歌っている・・・・

聖公会はカトリックからの分離が古いので、よく似ていると聞いていましたが、日本ではカトリックのほうが、この30〜40年の間の変化が激しすぎて・・・・・
聖公会とのエキュメニカルな交流は、日本のカトリックにとって、うちの教会という局部的な面ではいい刺激になる気がします。

オーセンティックであるべきなのは本来どっちなのか?
なんか少し情けない感じもしますが・・・・

そもそも元々、カトリックももっていたものばかり。
トリエントかノブスオルドかということではなく、現在までの30〜40年で少しづつ変えたディティールの部分でも失っているものが多いと思います。
とはいえ、もともともっていたものだし、いまでもちゃんとしている教会もあるでしょうから、少しづつ戻していくだけです。

クリスマスが直前に近づきました。
この機に、いろんな人に本来のミサの姿について声をかけていきたいと思います。