ロンドンの王立戦争博物館というところに日本の戦国時代の鎧が展示されてあるそうだ。

その鎧は、キリシタン武将の内藤如安のものらしい。


たまたま京都の某所で、なにげなく観光パンフレットをながめていたら、ちらっと十字架の写真が目に止まった。
手にとって見てみれば、丹波八木城跡の内藤如安の十字架石碑の観光パンフレットで、シゲシゲと見ていくにつれ、やはりちょっと好奇心が刺激されてきた。
上述の「ロンドンの日本の鎧」みたいな思いもよらない話を知れたのは、好奇心のままに内藤如安についてネットでいろいろ検索し始めた成果だ。

内藤如安については、「高山右近と共にマニラに国外追放された」ということしか知らなかったが、一番ビックリしたのは、内藤如安は、松永弾正久秀の血縁(甥)だったことだ。

松永久秀といえば、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、いま頻繁に登場していることもあって、この大河ドラマに内藤如安が出てきても不思議ではない距離感に、とても身近さを感じてしまう。

他にも内藤如安の人生の軌跡は、大変ドラマティックで、まったく驚くことばかり・・・

いままで、マニラ追放の話しか知らなかったというのは、ちょっと迂闊だった。

次回も続けて内藤如安の話を、少しづつ書いていきたい。


内藤如安の碑