カトリの日記

・日々の雑感とともに、主にカトリック教会について書いているブログ。

・日々の雑感とともに、主にカトリック教会について書いているブログです。
・キリシタンの時代から現代までの「カトリックの日本人」や「伝統的典礼」「教会建築」「教会音楽」 「宗教美術」など興味関心はいろいろ。
・現在の日本のカトリック教会は「伝統の断絶」「偏った政治指向」があると感じています。
・特別形式ミサ(伝統様式のラテン語ミサ/トリエント・ミサ)の実施に参加しており、不定期な開催の場合は、その告知を行います。

2015年11月

11月29日の待降節第一主日から、日本における「新しいミサ典礼書総則に基づく変更箇所の適用」が運用開始される。 

pdf をダウンロードすることができるので、既に何回も読んでいる。

この教令によって、日本では「ミサ中の基本姿勢を『立つ』『座る』に統一する」つまり端的に言うと、ミサ中の姿勢で跪きを廃止するという事になってしまった。

総則本文の一部抜粋とその解説文による説明で構成されているのだが、この解説文で跪きを廃止する事が具体的に表現されている。

例えば、聖変化のときも「跪くのではなく立ったまま手を合わせる」と書かれてある。
また、立つ姿勢を保つ事が出来ない場合の例外が記述されているが、健康上の理由や他の重要な理由により「座る事が許される」とされている。

解説文では、跪きを完全に認めないような書き方になっている感じがする・・・


菊池司教様がブログで説明してくださっている。(以下の URL)

ミサ中の姿勢統一の必要性の説明はあるが、残念ながら『跪き』を基本姿勢から除外する理由についての説明はない。

「立つ」「座る」に統一といっても、健康上の理由や他の重要な理由により、聖変化でも(まわりが立っているなかで)「立たずに座る」事は、例外として許されるのだから、どのみち姿勢統一は図れない。
増加する高齢者への配慮からだと思うので、このことに反対するつもりはないのだが、既に前提として、姿勢の一致を図ることはできないにもかかわらず 跪き」だけが姿勢統一のために許されないというこの理屈がわからない。 

ブログ等で、いつも少し踏み込んでわかりやすい説明を書いてくださる菊池司教様も、今回は踏みこんだ説明がない。

しかし「今回の決定は、あくまでミサ中の姿勢であり、聖体降福式などには及ばない。跪き台を撤去する必要はない」とあえてわざわざ言及されているところが菊池司教様らしい。

今回の「跪き」の廃止という強引で異例の通達が、一部の信徒の心を傷つける事を、もしかしたらチラッと思ったのかもしれない。

もしそうだとしたら、そこにささやかな慰めを感じるしかない。


ブログでリンクさせてもらっている「カトリック的」さんは、聖座認証の総則本文と解説文との差分に注目し、見解を述べられている。

また「護教の盾」さんは、名誉教皇ベネディクト16世のラティンガー枢機卿時代の著書「典礼の精神」から、この跪きの問題に対する重要な一節、
「信じることを学んだ者は、ひざまずくことも学びます。そして、もはやひざまずくことを知らないような信仰、あるいは典礼は、その核心において病んでいるのでしょう。」
というメッセージを紹介されている。

日本の教会の今回の典礼変更は、この名誉教皇のメッセージとは真逆の方向を向いていて、「名誉教皇様への従順」と「日本の教会の一員としての同化、一致」がバッティングする極めて悩ましい問題になってしまった。 

こういう改訂は、本当に止めて欲しい。


例外はないのだろうか? 
無いことは無い。

今回の「新しいミサ典礼書総則に基づく変更箇所の適用」は、「日本における適用」なので、想定されているのは、小教区における通常の日本語のミサだと思うからだ。

例えば、在住外国人を対象にした、英語、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語、韓国語などのミサはどうだろうか?
外国の方に「日本における適用」を押し付けるのは、これは配慮が無さ過ぎる。

またカトリック・アクション同志会の「荘厳司教ミサ」は、そもそもバチカンのミサの日本での再現を目的として、日本語の典礼ではない。
ミサの言葉が固有文も含めラテン語の場合は、姿勢も「日本における適用」 に合わせる必要はないだろう。
司教様自ら司式してくださっているのである。どうしても駄目な場合は直々にお話があると思う。

そして最もハッキリしているのが、ラテン語の「特別形式ミサ」
このミサは、日本語「通常形式ミサ」とは、そもそも典礼の形式が異なるため適用の対象とはなり得ない。
名誉教皇ベネディクト16世の訓令ウニベルセ・エクレジエと、エクレジア・デイ委員会によっても守られる。
「特別形式ミサ」に少しでも多く与かるとともに、機会を増やしていくことが、この跪き廃止に対して、無力な私ができるささやかな事だと、いま思っている。

昨日の、カトリック北白川教会でのUVJのミサ後に、関西での12月24日御降誕での天使ミサ情報を再度、耳にしたので、更新したい。


【カトリック河原町教会】

昨日は、河原町教会の人と接点を持てず直接的には未確認。

河原町の聖歌隊とネットワークがある方によると「聖霊降臨ミサは天使ミサだったが、御降誕ミサのラテン語聖歌はポリフォニーのラテン語聖歌を聖歌隊が歌う方向の可能性」ということだった。

ポリフォニーのラテン語聖歌は入堂、奉納、拝領の歌として歌うのだろうから、通常文がグレゴリオ聖歌になる天使ミサの枠組みで加えればいいようにも思うが、ラテン語聖歌が多すぎて聖歌隊の負担が大きくなるのだろうか?

残念である。

グレゴリオ聖歌を期待して行くと外れる可能性があるので、前回の情報発信を訂正したい。



【大阪南部の某教会】

24日御降誕ミサで、確実に天使ミサを行う教会がある。

拙ブログでの情報発信を許してもらってから、発信したいと思う。

(中途半端な情報でごめんなさい) 



      

11月22日に京都のカトリック北白川教会で行われる特別形式歌ミサ(トリエント・ミサ)の公式チラシをいただいたのでアップしたい。

いよいよ今週の日曜日。

関西では、今回を見逃すと1年後(1年後も確定はしていない)なので、ミサに与ることをお考えの方は、お見逃しが無いように再度お知らせしたい。

特別形式ミサは第二バチカン公会議前のミサのままだから、50年前と全く変わらないので、その頃のミサを体験されている方は思い出していただけるかもしれない。


そして今後も、例えば10年後であっても変わらない。

いままで何回か特別形式ミサに与って「このミサは、聖歌も祈りも今後変わることがない」と気づいたとき、わたしは本当に安心したというか、大変、幸せな気持ちになれた。

わたしの子供が成人して結婚し、家庭を持つようになっても変わらないのである。
孫の代になっても同じ。

私の終末が近づいた時、最期に与る特別形式ミサも同じだろう。


通常形式の荘厳司教ミサであっても、教会内に「時代錯誤」と謗る声があるという。
そういう人にとっては、特別形式ミサなど論外だろう。

そういう声に、いちいち反応するつもりも必要もない。

私は、親子二代、三代にわたって、特別形式ミサを受け継がせていけばいい。


典礼が変わりまくってきた日本の教会の信徒ならば、この「変わらないということ」の素晴らしさに惹かれる方もいるだろう。

ラテン語は難しそうだなぁと思われる方も「普遍にして不変のミサ」といういう見方で興味を持っていただいても良いと思う。


11月13日の時点で

「カトリック河原町教会(京都カテドラル)の、12月24日クリスマスイブの御降誕夜半ミサ(21:00〜)は、(注)「天使ミサ」の可能性がある。」

と書いたが、昨日(11月22日)の時点で「天使ミサではない可能性」の話を聞いたので、この情報については11月23日の記事で訂正した。

(上記の内容を訂正のため加筆 11月23日)

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このところ、ラテン語ミサ情報のインフォメーションを続けているので、その流れに沿ってお知らせを続けたいと思う。

未確認情報なので、あくまで「ラテン語ミサ予測」

カトリック河原町教会(京都カテドラル)の、12月24日クリスマスイブの御降誕夜半ミサ(21:00〜)は、(注)「天使ミサ」の可能性がある。

河原町教会は、いままでに大祝日のミサでは「天使ミサ」が何回も行われているらしい。

未確認情報で申し訳ないが、11月22日の北白川教会の特別形式ミサで、河原町教会の方がおられるかもしれないので、その時、確認したいと思う。
電話などでの河原町教会への直接のお問い合わせは、ご迷惑がかかるので控えて欲しい。 


カテドラルのミサなのに、河原町教会に知り合いがいなかったのでいままで知らなかったが、とても嬉しい情報。

これで、関西でも最低限、大祝日はラテン語ミサに与れる可能性がでてきた。
加えて、私の居住地からは遠いが、別の小教区教会でも「天使ミサ」復活の動きがある事も聞いた。

関西は、ほぼ毎週のように特別形式ミサがある東京と違って、末端の小教区では「ラテン語ミサなど無理」と明言される土地柄。
「天使ミサ」は、もうどこの教会でも無くなってしまっていると思っていた。

工夫をすれば、私の子供がなんとかメロディーを覚える程度には天使ミサに与らせる事が可能かもしれない。
子供の脳裏にラテン語ミサの記憶を残す事が出来ればそれでいい。
なんとかバトンを繋ぐ事にはなるだろう。

もちろん、伝えたいのは、私の子供だけではない。
より多くの人に共有してもらいたいので、ラテン語ミサ情報は、可能性レベルでもお知らせしたい。

それが求める人へのお役に立てれば、大変嬉しい。

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(注)天使ミサについての拙ブログ記事
2013年11月26日「天使ミサ(Missa De Angelis)について(1)」
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ラテン語ミサの内容のブログを、このところ書いているので、繰り返しになるが、
再度お知らせしたいと思う。

今週の土曜日になるので是非お見逃しなく。


第25回 荘厳司教ミサ(ラテン語通常形式による司教歌ミサ)


日時           : 2015年11月7日(土) 午後2時(聖母の連祷 1時40分 より)開場 午後1時

場所           : 東京大司教区カテドラル関口教会聖マリア大聖堂

主催           : カトリック・アクション同志会 
      http://www.tim.hi-ho.ne.jp/catholic-act-d/Web/25thmassinfo.html

主司式  : ペトロ 岡田 武夫 大司教(東京大司教区 教区長)

共同司式 : 駐日ローマ法王庁大使  ジョゼフ・チェノットゥ 大司教他 司祭多数(予定)

ミサの意向:「神の望まれる家庭」


ミサは2時からだが、1時40分の聖母の連祷(ラテン語)から与ったほうがいいということを是非お伝えしたい。
この最初の20分が、ラテン語ミサをなぜするのかということを体感的に感じさせてくれる素晴らしい序章になっている。

そしておそらく今年も、入祭の歌は「VENI CREATOR」「AVE MARIA」「CHRISTUS VINCIT」だと思うが、この入祭の歌で、初めて与る方も、ラテン語のミサというものに・・・引き込まれると思う。


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