ISILのテロで亡くなられた後藤さんの、生前のツイートが話題になっている。

リツイートが4万を超えているという。

「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。−そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった。」

後藤さんは、もうこの世にはいない。

亡くなられた後で見たので、まるで天国から
ツイートしているみたいで少し驚いた。
生前にこのような
ツイートを残されていたということに、何か不思議なものを感じる。


聖書で似たような意味のところを探してみた。

「人を裁いてはいけない」という意味ならば、
マタイ福音書7章、ルカ福音書6章、ヤコボの手紙4章
のあたり。

「怒らずに我慢する」というところに目を向けると、
詩篇37章8節
「怒りをやめ憤りを捨ていらだつな。それは悪にすぎない」
のあたり。


後藤さんに教えた「アラブ兄弟たち」というのは
、「霊的な兄弟」という意味ならば、キリスト教徒の可能性もないわけではないが、地域的なことから推測すれば、おそらく(親近感からの「兄弟」という意味で)ムスリムなのだろう。

イスラム教はクルアーンだけではなく聖書も啓典として内包し、キリスト教徒も「啓典の民」と呼ぶそうだから、イスラムの教えでもあるのかもしれない。


シラ書1章

「向こう見ずな怒りには弁護の余地がない。欲の力が彼を滅びに導くからだ。忍耐の人は時がくるまで耐え忍び最後に喜びを知る」

というのもあった。


私には、 ISILが神の裁きを受けるとどうなるかが、彼らにとっての啓典にも書かれているように感じた。

後藤さんのほうは
、「おそらく『多くの人が思っているあの場所』に今はいる」と私も思う。